仕事(介護)の話

仕事に関する話

介護職と私

初めてのブログ。
何を書こうか凄く迷った。
私がほぼ毎日書ける事は何だと考えた末、仕事の事という結論に辿り着いた。
前置きはこれくらいにして、私が介護士を目指すきっかけになった話をしよう。
あれは6年位前だろうか。
父(60代後半)が下痢になった。しかも私の父は40代で脳出血で倒れてから、身体の動きがかなり鈍くなった。躓いた様に歩くし、何かに掴まらないと歩行もままならない状態だ。リハビリをしようと声かけしても「そんなんせーへん。」の一点張り。
超頑固。こちらの言うことを何一つ聞いてくれない。その結果、だんだん身体が思う様に動かなくなってきた。そんな父が下痢をしたもんだから、大変だ。トイレに行く前に漏らしてしまう。しかもかなりの肥満だから、抱えてトイレに行く事も出来ない。母はその当時から介護の仕事をしていたので、そういう事には慣れっこだったらしい。
父が入院していた頃に買ったであろうオムツを取り出し、排泄介助をはじめた。初めてみた時は衝撃だった。よく分からないが、感動してしまった。でも母も若くない。糖尿病を患っているし、身体の至るところが痛いと湿布を身体中に、貼っていた。
姉はもう家を出ていたので、母ばかりに無理はさせられない。私も介護の勉強をしようと思ったのが、私と介護職を結びつけた初めだった。