仕事(介護)の話

仕事に関する話

迷走〜今の職場にたどり着くまで〜

初めて介護職員として働いた施設を辞めてから、私がどうしたかと言うと、次の就職先を決めるまでかなり時間がかかってしまった。

人間不信がピークの上にあの安い給料で、人の命をみているのかと思うと介護業界事態が嫌になってしまっていたのだ。

でも世の中はそんなに甘くない。何でも良いからと派遣に登録したところで、派遣会社もすぐに使える即戦力が欲しいのだ。何件か面接を受けたが上手くいかず、結局介護に戻ってしまった。

自分で探すのが面倒だったので、介護職専門の派遣会社に登録したところ、すぐに務め先が決まった。まぁ当然といえば、当然だ。なぜならどこも人手不足。日勤帯より給料の高い夜勤専従(以下、夜専と省略)となり働く事にした。

1番初めに夜専として働いた施設は、家からは近いが地獄だ。2時間おきにオムツ等の交換、終われば即巡回、巡回がおわれば手書きの記録を書かなくてはならない。オムツ交換も利用者さんの人数が多く、なかなか終わらない。ナースコールもバンバンなるし、休む暇がないのだ。

働いてる人も怖いおばちゃんばかりだし。

若い男の子を利用者さんの目の前で、怒鳴り付けたりしていた。さすがにあれは引いたなΣ(゜Д゜)利用者さんビックリしてたやん!!

本当は3ヶ月更新だったけど、ムリ言って1ヶ月で辞めた。派遣会社の方すみませんm(__)m

次は普通の日勤帯で働いた。これはユニット型の特別養護老人ホーム(以下、特養と省略)。ユニット型というのは従来の特養とは違い、簡単に言うと少人数の利用者さんを職員がみていくスタイルだ。

私が入った施設は北と南にユニットが分かれており、各ユニットには10人位の利用者さんが生活されていた。日勤帯は1つのユニットを2人の職員がみて、夜勤帯は北と南の両方を1人がみるという感じだ。

後になって知ったのだか、私が入ったフロアは認知症がヘビー級のかなりしんどいところだったらしい。北はまだ認知が軽かったので、そないしんどくなかったが、南が酷かった。会話は通じない。徘徊は当たり前。大声で叫びまくる。また大変なところに来てしまったと思った。でも、前辞めた施設よりは人間関係は良かったように感じた。怖いおばちゃんもいないし、皆、若くて仲良さそうだった。(実は仲良くないと後で知る。)

そこで4ヶ月位、派遣で働いたのだか、この施設とも給料の折り合いがつかず辞めた。

そして、次。

私は夜専で働く事にした。派遣だが。

半年位行ったのかな。有料老人ホームだった。怖いおばちゃんはいたが、面白くて嫌な感じの職員がいない良い施設だった。

ただ、その施設で直で契約を交わすと、おかしな話だが給料が下がってしまうのだ。

人手が足らないなら、夜専の給料を上げて派遣会社を通さずに雇えば良いのにと思ったが、直で雇うなら安く雇いたいらしい。

今より給料が下がるのは嫌だし、そこは16時間のロング夜勤(仮眠2時間)だったので、かなりしんどかった。半年位いたが、疲れが全く取れず常にマラソン後のような疲労感と頭痛で悩まされた。このロング夜勤では体調を崩してしまうと思ったので、この施設も辞めた。

次に働いた施設は、自分で探した。やはり派遣ばかりに頼ってはいけないと思い、職安で探した。これも夜専だった。夜専はしんどいけど、でも給料がめちゃめちゃ良かった。しかも8時間夜勤。家からは遠かったので、受からないかもしれないと心配したが、雇って貰う事になった。

ここは現在も働いている。

ここも色々あるのだが、その話はまた今度。